春節につぐ中国の最もよく知られている祭日――中秋節といえば、お月見はその欠かせない行事。中国には、お月見の名所がたくさんあるが、一番おすすめしたいのは、「この世の天国」とも言われる杭州市の西湖である。
「三潭印月」は西湖の三つの小さな島の一つであり、島の上には三つの石の塔がある。中秋節の夜、石塔の中にろうそくが点され、湖の水面には月とともしびが映り、詩的情趣に富む景観である。
「平湖秋月」は白堤の西端にある、うしろに山をひかえ、三方を湖に囲まれている平地である。ここでお月見をすれば、西湖の夜景をすべて目に収めることができる。
西湖の湖畔に聳える鳳凰山にある「月桂岩」は、お月見に適したいまひとつのスポット。「月桂岩」の岩肌には、鏡のような穴があいており、輝かしい月の光はこの穴を通して、周辺の石林やうっそうとした松の木やモノセイの木を照らし、仙人の世界さながらの美景となっている。
「チャイナネット」2005年9月16日