新疆ウイグル自治区の喀什(カシュガル)市は、自治区で唯一、国務院が「歴史文化名城」に指定した町だ。2千年以上の歴史を持つ喀什市の旧市街は、市東南地区の高さ400メートル以上の斜面に位置し、ウイグル族640世帯あまりが住む。築年数が100年に達する古い住宅があちこちに見られ、これまでに6~7世代が住んで今に至る家も多い。旧市街は、40以上の路地が四方八方に入り組み、まるで迷路のようだ。路地の片隅には、伝統工芸品を作る人の姿も見られる。
「人民網日本語版」2005年9月20日