2001年中日民間交流フォーラムが11月19日東京で開催された。出席した両国の民間人代表は、民間交流は両国関係の促進・強化に重要な役割を果たしており、この重要性を重視すべきであるとしたうえで、「新世紀においても問題を取り除き、中日友好交流を新たな段階へと押し上げるべきだ」との考えで一致した。
武大偉・駐日中国大使があいさつし、「両国関係は改善に向かって発展しているが、双方はいかにより健全な方向に導くかという重要な課題に直面している」と指摘した。
野田毅・日中協会会長(日本衆議員、保守党党首)は、日中関係にとっては21世紀の最初の年は順調とは言えず、一部問題が生じたと語り、「しかし両国政府が共同で努力し、両国関係は困難な局面を克服した。双方は協力強化について真剣に検討すべきである」と主張した。
「人民網日本語版」2001年11月20日