国家林業局の周生賢局長はこのほど「昨年6月以降、国家林業局は中央の新疆ウイグル自治区支援業務の全体的配置を適切に実施しており、新疆の林業振興に対する指導とサポートを強化して、新疆の森林資源を有効に保護し、造林緑化を迅速に推進して、新疆各民族にさらに大きな緑化空間を提供している。
この1年間の造林面積は412万ムー(15ムーは1ヘクタール)に達しており、人工林保存面積は2000年の1200万ムーから2608万ムーに増大し、果樹園面積も2000年の300余万ムーから1100余万ムーに増大している。天然林は全面的に伐採が禁止され、新増森林面積は1700余万ムー、蓄積木材体積は3400余万㎥増加して、森林面積、蓄積木材体積、覆蓋率の「三増加」が実現し、砂漠化速度は75%減速している。
現在、全新疆12の州、81の県(市)で農田樹林ネット化が実現され、45の県(市)が平原緑化基準に到達し、93%の農田が樹林ネットの有効な保護を得ており、初歩的にオアシス内部の農田樹林ネット、オアシス外縁大型防風防砂林、天然砂漠林、山岳地区天然林を主体とするグリーンカーテンが出来上がっている。
周生賢局長は、「今後も国家林業局は継続して新疆林業の発展の指導、サポートに力を入れていく。全国林業の「第11次五カ年計画」(2006~2010年)期と中長期計画で、新疆の砂漠化防止を重視し、できる限り速やかな砂漠化拡大の抑制に努める。第一回新疆支援座談会で確定された項目を実施し、新疆林業振興項目に対する支援を強化、拡大していく。新疆の森林生態効益の補償範囲を拡大し、重点的に公益林の適切な保護を開始する。ほかの省の林業振興に対する政策とは異なる政策を策定し、新疆林業の速やかな発展を推進する」ことを明らかにした。
「チャイナネット」2005/09/27