宇宙飛行士の費俊竜さんと聶海勝さんは12日午前9時、有人宇宙船「神舟6号」に搭乗し宇宙に飛び立った。中国で2人の飛行士が数日間にわたり宇宙に滞在するのは、今回が初めてのケースだ。二人は祖国の重大な使命を立派に果たしつつある。
12日早朝、酒泉衛星発射センターの付近一帯に突然大雪が降った。費さんと聶さんの宇宙服にも真っ白な雪が降り積もり、二人は雪の中を出発した。
午前6時15分、費さんと聶さんは「神舟6号」に乗り込み、打ち上げ前の準備を行った。
午前8時59分50秒、費さんと聶さんは厳かに敬礼をし、祖国の人々に別れのあいさつをした。
午前9時ちょうど、費さんと聶さんを乗せた「神舟6号」は、キャリアロケット「長征」号で打ち上げられ、宇宙空間に飛び立った。
宇宙空間に入ると、費さんは落ち着いた様子でさまざまな指令を出した。聶さんは操縦レバーを握り、どっしり構えて操作を行った。二人は宇宙への挑戦に冷静に立ち向かった。
午前9時28分、北京航天飛行コントロールセンターの職員が初めて飛行士に呼びかけると、費さんが穏やかに「飛行活動は正常に行われています」と答えた。
宇宙船の飛行中、費さんと聶さんはいすにゆったり腰掛けて関係資料を読んでいた。
午前9時40分、コントロールセンターの職員は宇宙船内の環境が正常であることを確認した後、飛行士に宇宙ヘルメットのウインドウ部分の開放許可を通知した。
費さんと聶さんはウインドウを開き、笑顔で手を振りあいさつを交わした。
午前9時55分、コントロールセンターの指揮ホールに詰めていた、飛行士の医療面でのサポートを行う李勇枝医師が、飛行士と会話した。李医師が「01(費さんの番号)、地上からの観察では、あなたの健康状態を示す各データは正常です。気分はどうですか」と尋ねると、費さんは「気分は良好です」と答えた。聶さんも大きな声で「気分は良好です」と答えた。
午前10時32分、地上の職員は飛行活動が正常に進んでいることを確認した後、飛行士に手袋を取り、結束ベルトを外すよう通知した。費さんと聶さんはベルトを外し、午前11時に最初の宇宙食を取った。午後2時、二人は休息時間に入った。
午後5時29分、費さんと聶さんは地上のコントロールセンターに、飛行活動が正常に行われており、帰還船のハッチ開扉準備が終わったことを報告した。地上の指揮員の指令を受けて、費さんは帰還船のハッチを開け、聶さんのサポートを受けて軌道船での作業に入った。このことは中国の有人宇宙飛行が、前回の「神舟5号」の実験的飛行段階から、本当の意味での有人宇宙飛行の実現という段階に移行したことを意味する。
「人民網日本語版」2005年10月13日