アテネ五輪エンブレム

一世紀以前の1896年でも、2004年の現在でも、ギリシャのアテネは平和と友情のシンボルであるオリーブの枝を利用し、オリンピックへ至上な理解と尊重の気持ちを表している。 1896年アテネ五輪のエンブレムには具体的かつ写実的なイメージがあった。それから一世紀後の現代において、アテネの人たちは新しい発想を提示している。ここに示されているのは2004年アテネ五輪エンブレムである。簡潔かつ明瞭で抽象的で、明るくてきれいなものである。 エンブレムの中の青と白の色のバランスが取れている。古代ヨーロッパ文明の発祥地として、アテネではオリーブの枝がたいへん好まれている。円形を描いた白いオリーブの枝は平和のシンボルであるとともに、現代アテネの世界に対する包容性を具現している。 ｢チャイナネット｣資料2004/08/03