1993年

3月10日、台湾海峡両岸の合同登山チームがチョモランマ峰の登頂を目指す。

3月29日、江沢民国家主席は中華人民共和国主席令(第2号)に署名し、国務院の新しい指導メンバーを任命した。そのうち、伍紹祖氏は国家体育運動委員会主任に任命された。

4月15日から19日にかけて、全国体育運動委員会主任会議が北京で開催され、代表たちはスポーツの改革を重点的に検討し、「国家体育運動委員会のスポーツ事業改革についての意見」及びその関連文書5を可決した。この会合には、「中国の特色のある社会主義のスポーツ事業の新しい体制改革の目標」、「五つの変化・五つの転換」というスポーツ事業改革の任務、「市場に目を向け、市場を目指し、スポーツの産業化を改革の方向とする」という改革・発展への構想を打ち出した。

4月16日、国家体育運動委員会は「全国のスポーツ先進県の評定基準・規則」、「全国のスポーツ先進県の評定基準についての細則」を再び下達した。

5月5日、台湾海峡両岸合同登山チームがチョモランマ峰の登頂に成功。

5月9日、中国共産党中央総書記、国家主席の江沢民氏は上海で、第一回東亜競技大会に出席したIOCのサマランチ会長と会見した。

5月9日から18日にかけて、第一回東亜競技大会が上海で開催され、中国代表チームの307人の選手は12種目の試合に参加し、金メダル105、銀メダル74、銅メダル34を獲得した。

5月11日、IOCは伍紹祖氏、張百発氏、張彩珍氏に「銀製オリンピック勲章」を授与した。

7月5日、中国共産党中央総書記、国家主席の江沢民氏は第七回全国スポーツ競技大会のために、「スポーツ活動の発展を促し、中国の特色のある社会主義の建設のために努める」という題辞をしたためた。

7月12日、中国で最初の社会スポーツ科学研究所が天津体育学院で創設された。

8月25日、中国共産党中央総書記、国家主席の江沢民氏は大連で第四回民間主催陸上選手権大会に参加した中国陸上競技チームと会見し、馬俊仁監督引率下の遼寧省女子中・長距離競走チームの「堅忍不抜、あくまでもあきらめることなく、刻苦奮闘し、勇敢に高峰を登る」という精神を高く評価した。

9月4日から15日にかけて、第七回全国競技大会のトーチ点火式は天安門広場で催され、中国共産党中央総書記、国家主席の江沢民氏が聖火に点火をした。中華人民共和国第七回全国競技大会が北京で開催され、これは北京競技エリアと四川競技エリアからなるもので、四川競技エリアの競技は8月15日から24日にかけて成都で行われた。中国共産党と国家の指導者である江沢民氏、李鵬氏が開幕式に出席した。中国共産党中央総書記、国家主席の江沢民氏は全国競技大会の開幕を宣した。45の代表団の10510人の選手が43の競技項目に参加し、四人の選手が世界記録4を4回更新し、四人の選手が世界記録3を3回樹立した。18人の選手が世界記録21を43回に更新した。また、54人と1チームがアジア記録を34回更新し、61人と3チームがアジア記録66を143回更新した。130人と14チームが全国記録117を27回更新した。

10月10日、第一回中国スポーツ用品博覧会が西安で催され、200余社の企業が参加した。

10月14日、全国サッカー活動会議が大連の棒槌島で開催され、「中国サッカー協会・サッカークラブの規則」、およびサッカー選手の移籍、クラブの体制などに関する20の文書を改正、発表し、「中国サッカー事業の十年間の発展企画」を正式に打ち出し、サッカー事業の全面的な改革に取り組むことになった。クラブ間の試合は初めてホーム・アンド・アウェイ制を取り入れた。

10月23日、第一回フリー・ロッククライミング競技大会が湖北省の武漢市で開催され、中国武漢地質チームが団体一位に輝いた。

11月12日、第二回世界武術選手権大会がマレーシアで開催され、中国代表チームは金メダル11を獲得した。

「チャイナネット」 2005年9月

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