漢民族には自らの言語と文字がある。漢語は現在中国の共通語となっており、世界でも通用する言語の1つである。55の少数民族のうち、回族、満州族の2つの民族が漢語を使用しているほか、その他の53の民族は自分たちの民族の言語を使っている。文字のある民族が22あり、全部で28種の文字が使われている。現在、少数民族の学生の募集を主としている学校では、それぞれ自分たちの民族の文字の教科書を採用し、自分たちの民族の言語を使って授業を行うとともに、漢語の課程を設け、全国で通用する標準語を普及させている。
「チャイナネット」2005年10月28日