国民スポーツの基礎である学校のスポーツも政府に重要視されている。学校では専任体育教師および各種運動施設があり、スポーツに合格する基準を達成できない学生は進級できないことも規定されている。学校は毎年春、秋季運動会を開催し、全国では四年ごとに中学生（高校を含む）運動会および大学生運動会を一回に開催している。養成の見込みがあると見なされる少年児童はアマチュアスポーツ学校へ送って専門的な正規のトレーニングを受けさせることになった。

青少年ポーツクラブの整備は同様に政府に重視されている。ここ数年来、国家体育総局は毎年全国でスポーツくじによる公益金で設立した青少年スポーツクラブは平均500カ所に達し、2005年末までには3000カ所前後に達することになっている。

「チャイナネット」2005年10月28日