専門職の求人サイト「中華英才網(ChinaHR.com)」が先月、仕事の疲労度に関するネット調査を行った。有効回答数は3217。回答者はいずれも仕事上のストレスを抱えているが、その解消法は給与水準やポストによって異なることがわかった。
月給1500~2999元の人が最も好んだのは「家で寝る」や「家族や親友に話を聞いてもらう」。月給8000元以上では「自分の好きな事をする」が21.66%を占め、「休息的娯楽」を選ぶ人はいなかった。高収入層の多くが何かをしてストレスを解消する傾向にあるのに対し、低収入層はグループ同士の活動により胸の内を晴らすことを、より好むようだ。
これはまた、高収入者の大部分は一定の年齢・経験・ポストに達しており、ストレスもその解消法も、より心得ているとまとめられるかも知れない。低収入者の多くは20代の青年で、より活発なため、多彩なグループ活動によるストレス解消が合っているようだ。
「人民網日本語版」2005年11月7日