朝鮮半島の核問題をめぐる第5回6カ国協議に参加する朝鮮、韓国、日本、ロシアの首席代表はそれぞれ、「第5回6カ国協議の進展促進を積極的に促していく」と表明した。協議は9日から北京で行われる。
朝鮮代表団の金桂冠(キム・ゲグアン)首席代表は8日北京へ出発する前ピョンヤンで、「朝鮮は前回の6カ国協議で達成した共同文書を大切にしており、共同文書の精神に則って、真摯に努力するつもりだ」と表明した。
韓国代表団の宋旻淳(ソン・ミンスン)外交通商次官補は7日北京に到着した後、第4回6カ国協議の共同文書を履行するため、第5回6カ国協議は一部基礎的な作業を行う」と語った。
日本代表団の首席代表である日本外務省の佐佐江賢一郎アジア大洋州局長は8日北京入りした後、「6カ国協議に成果をあげるため、ほかの5カ国と共に友好会談を行いたい」との考えを示した。また、ロシア代表団のアレクセイエフ首席代表は8日北京入りし、「ロシアは朝鮮と協力し、新しい会談に具体的な成果を収めるよう努力していく」と語った。
伝えられるところによると、アメリカのヒル国務次官補が率いるアメリカ代表団は8日の夜北京に到着した。
「CRI」より2005/11/09