朝鮮半島の核問題をめぐる第5回6カ国協議に参加した日本代表団の佐々江賢一郎団長は9日午前、宿泊先のホテルでマスコミに、「各国は今回の全体会合で、それぞれの立場を述べると思う。日本代表団は前回の合意を着実に実施するため、積極的な考え方を示し、会合をリードしていきたい」と述べた。
日本代表団は8日の午後、朝鮮代表団と交渉を行ったが、朝鮮は核問題に対してどんな姿勢を示しているかという記者の質問に対して佐々江団長は、「朝鮮は前回の合意を着実に実施する意向を持っているが、それを具体的にどんな形で実行するかについては、日朝双方はまだ合意に達していない」と語った。
「CRI」より2005/11/09