朝鮮半島の核問題をめぐる第5回6カ国協議は3日目の11日に、各側は引き続き、第4回協議で達した「共同文書」の実施案を引き続き討議しており、また休会を発表する可能性があるという。
11日に中朝両国が二国間協議を行い、その後、全体会議が開催されたが、韓国代表団のソン・ミンスン(宋旻淳)外交通商次官補は11日朝、「今回協議に参加した各側はいずれも、協商と対話を通じて各側が関心を寄せる問題を解決することは各側にもプラスとなると見ている」と述べた。
アメリカ代表団のヒル団長は10日夜、「今回協議は11日、議長声明を発表して一時休会する可能性がある」としている。
10日夜、中国代表団の武大偉外交部副部長はレセプションで、「共同文書を実施する過程は、相互の理解と信頼を深める過程でもあり、各側が引き続き対話を通じて協議し、一日も早く共同文書の実施のために建設的な努力を払うよう希望する」と強調した。
「CRI」より2005/11/11