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生活習慣病の予防

若いころからの健康管理が重要

生活習慣病は、本人の気づかないうちに慢性に進行し、しかも不可逆性であるから、病気に気づいてあわてて治療しようとしても修復がなかなか難しく、根気強く治療を続けないと病勢を停止させることさえ困難な場合が多い。

それを解決する手段は、治療よりも予防。その予防も、子供のころから生活習慣を正すことが大切になってくる。

近年、わが国は社会経済の向上とともに、物はあふれ、交通は便利になり、刺激的な文化が氾濫している。楽しいからといって夜更かししたり、近代文明社会の魔力におぼれていれば、いつか病気になってしまうのは避けられない。そうしたことは、飽食や偏食、運動不足、不規則な睡眠、生活リズムの狂い、喫煙、過度の飲酒など、さまざまなライフスタイルの乱れを生じやすく、成人病増加の原因となっている。

正しい健康科学知識を

成人病のことをドイツでは文明病と呼んでいるように、文明と成人病の関係は深いものがある。欧米の先進的な諸国では、肥満、喫煙、飲酒などが横ばい、あるいは改善傾向にあるが、わが国では近年、若年者や女性の喫煙、飲酒などが増加傾向にあり、憂慮すべきものがある。

それが、個人の信念としての趣味嗜好にもとづくというのならともかく、正しい健康科学知識の欠如やその無視、戦後の道徳的規範の喪失による意志の弱さに引きずられた結果であることが多く、それに対する社会の反省も努力も不足している。

成人病を生活習慣病に変えることは、医学として原因的な表現に改め、成人病という身体的にも社会的にも負担の重い疾患群が、加齢といった個人の努力外の不可抗力的な自然現象のためではなく、道徳的自己責任に帰せられる不摂生な生活習慣という原因によるものが大きいことを明確にさせ、社会文明論的な視点からの問題提起でもあるといえる。こういう生活習慣病の予防には、なによりも、日常の生活から正しい健康科学知識を導入して、それに従って自らの生活を規律させることが大切である。

「CRI」より 2005年12月14日

 
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