陝西省靖辺県で昨年夏、中国新朝の皇帝・王莽(在位9~23年)の時代の壁画墓が発掘され、その後文物関係者による整備が行われてきた。壁画墓は、2千年前の中国人の「死後の生活」を表したもので、漢代の壁画墓葬制度と当時の社会文化の研究に大きな意義があるとされる。
写真(左):墓の主がツルに乗って天に昇る様子を描いた壁画
写真(右):天に上った墓の主が、下界で畑を耕す人々を見下ろす様子を描いた壁画
「人民網日本語版」2006年1月12日