1980年に中国がオリンピック冬季競技大会に初出場してから、12年間の努力を経て、初めてメダルを手にした。その後10年を費やして、最初の金メダルを手にした。それとともに、葉喬波選手、陳露選手、楊揚選手および李佳軍選手が著名な選手となり、冬季五輪の歴史の中で代表的な中国選手となった。
葉喬波選手:冬季五輪で最初の中国のメダリスト
1980年に中国はオリンピック冬季競技大会に初出場したが、1992年にフランスのアルベールビルで開催された第16回オリンピック冬季競技大会でついに最初のメダルを手にした。中国のスピードスケートの著名選手である葉喬波さんがその大役を果たした。この大会で、葉喬波選手は銀メダル2を手にし、李琰選手はスケート・ショートトラック女子500メートルの銀メダルを手にした。
陳露選手:フィギュアスケートで中国の最初のメダリスト
フィギュアスケートの愛好者たちは陳露選手のことをよく知っていることだろう。ノルウェーのリレハンメル五輪と長野五輪でフィギュアスケート女子シングルスの銅メダルを獲得した陳露選手は冬季五輪のフィギュアスケート種目で中国の最初のメダルを獲得した。陳露選手の引退後も、同選手の成績を突破した中国選手は皆無である。
楊揚選手:冬季五輪の歴史で中国代表団の初めての金メダリスト
冬季五輪に参加した中国代表団の戦績の中で、楊揚選手は特筆すべきであろう。2002年ソルトレークシティーで開催された第19回オリンピック冬季競技大会で、楊揚選手はスケート・ショートトラック女子500メートルと同種目の1000メートルの金メダルを手にした。これは、中国代表団にとって最初の冬季五輪の金メダルとなった。冬季五輪の歴史の中で、中国選手が獲得したただ二つの金メダルでもある。
李佳軍選手: 男子種目で最初のメダリスト
李佳軍選手(31歳)は冬季五輪の歴史の中でメダルを獲得した最初の中国男子選手である。李佳軍選手は今でも中国のスケート・ショートトラックチームのリーダーである。
1998年の長野五輪で、コンディションがよくなかった李佳軍選手は必死に頑張ってスケート・ショートトラック男子1000メートルの銀メダルを獲得し、冬季五輪の最初の中国男子メダリストとなった。また、李佳軍選手はパートナーと協力し合って、男子5000メートルリレーの銅メダルを獲得した。
「チャイナネット」 2006年2月