トリノ現地時間2月9日午前10時、第20回オリンピック冬季競技大会に参加する中国代表団はトリノのオリンピック村国際エリアで国旗掲揚式を行い、中国代表団の劉鵬団長ら70余人の役員、選手、監督たちが国旗掲揚式に参加した。これにより、中国代表団のトリノ冬季五輪の旅が始まった。
午前中のトリノは快晴の天気に恵まれ、4ヵ国がここで国旗掲揚式を行い、中国はその一番手である。9時過ぎに、中国代表団の団員は次々と入場した。劉鵬団長、段世傑副団長、崔大林副団長、蔡振華副団長、著名な楊揚選手、李佳軍選手などが全員出席。隊列が整えられ、一同自信満々、やり気十分の表情であった。
オリンピック村の村長が中国代表団一行に歓迎の意をあらわし、中国代表団一同が今後二週間の試合期間に諸国の代表団と友好的な交流を行い、成功を収めることを願うと述べた。そのあと、村長は中国代表団の劉鵬団長を壇上に迎えて、オリンピック精神のシンポルであるトーチを手渡した。劉鵬団長は中国オリンピック委員会のエンブレムの刻まれた記念プレートを返礼として贈った。
国旗掲揚式が始まり。勇壮な国歌「義勇軍進行曲」の中で、五星紅旗がゆっくりと掲揚され、中国代表団一同は国旗に見つめながら、小声で国歌を斉唱した。国旗掲揚式の後、イタリア人のアーティストが代表団一同のためにすばらしい出し物を披露した。
「チャイナネット」 2006年2月10日