中国赤十字基金会と、有力ポータルサイト「捜狐」(sohu.com)など100以上のウェブサイトが共同で発起した「白血病の子供を救おう--100万人、1千万人の愛の運動」が29日、北京で始まった。同時に、運動のサイト(www.crcf.org.cn)も公開された。
活動の目標は、インターネットやマスコミの宣伝活動を通じて5千万元の寄付を集め、1千人の貧しい白血病の子供に治療を受けさせること。
中国には現在、400万人の白血病患者がいるが、その半分が子供とされる。2005年6月、中国赤十字基金会は、貧困家庭で白血病に罹患した子供を救うために「小天使基金」を設立している。
29日の発起セレモニーでは、北京中西医結合血液病医院が50万元を、北京永康弘鷺科技発展公司が20万元相当の物資を寄付した。有名なスポーツ選手の劉翔が「愛心天使」の栄誉称号を受け、歌手の李宇春が要請を受けて「小天使基金」と今回の運動のイメージキャラクターとなった。
「人民網日本語版」 2005年12月15日