衛生部の高強部長は11月30日、国務院新聞弁公室の記者会見で、中国におけるエイズ対策への投資が拡大し続けていると指摘した。中央政府がエイズ対策のために設ける特別予算は、2002年に1億元に対し、2005年には8億元に増えた。地方政府財政のエイズ対策経費も大きく増加している。
12月1日は、第18回世界エイズデーに当たる。今年のテーマは、「エイズを抑制し、約束を実行しよう」。
中国政府は近年、エイズ対策を強く重視し、一連の効果的な予防・治療措置を講じており、エイズ対策活動がプラスの成果を上げている。
衛生部は今年、「エイズ予防治療行動計画(2006~10年)」を発表。「2010年までに全国のエイズウイルス(HIV)感染者数を150万人以下に抑える」という目標を打ち出した。
「人民網日本語版」2005年12月27日