今日(3月5日)午前9時、第10期全国人民代表大会(全人代)第4回会議が北京の人民大会堂で開幕した。全国人民代表大会常務委員会の呉邦国委員長は会議を主宰し、温家宝総理は政府活動報告をおこなうほか、国民の経済・社会の発展に関する「第11次五カ年計画綱要」草案、国民の経済・社会の発展についての2005年計画の実行状況と、国民の経済・社会の発展についての2006年計画草案に関する国務院報告、2005年の中央・地方の予算執行状況と、2006年中央・地方の予算草案に関する国務院報告の審議がおこなわれる。
会議報道官の姜恩柱氏によると、今回会議での重要な議事日程の一つとしては、第11次5カ年計画期の中国の国民経済・社会発展の計画要綱を審議し、それを可決することである。この計画要綱は今後5年の経済と社会の発展の戦略的目標をはっきりと打ち出している。要綱の可決と実施は中国の経済と社会の全面的な発展を促進する上で重要な意義を持っている。
また、今回会議は政府活動報告のほか、最高裁判所と最高検察院の活動報告などを聴取し審議する。
会議は14日に閉幕するが、閉幕後、温家宝総理が記者会見を開き、記者からの質問に答える。
「チャイナネット」2006/03/05
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