中国全国人民代表大会常務委員会の熱地副委員長は6日北京で、中国政府とダライラマとの接触ルートには障碍がないと表明した。
熱地副委員長は当日政府活動報告を審議した後記者のインタビューに応えた際、「ダライラマに対する中央政府の政策は一貫しているもので、如何なる変化もない。ダライラマが独立を放棄し、祖国の統一を擁護すれば、この政策に何の変化もない。ダライラマとの接触ルートはある。ダライラマと中国との関係は国内部の関係で、ダライラマは中国の国民だから、彼との関係は国とその国民の関係だ」と指摘した。
「CRI」より 2006年3月6日
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