貿易成長モデル、転換加速へ 第11次五カ年計画案

国務院は5日、「国民の経済・社会の発展に関する第11次五カ年計画綱要(草案)」を第10期全国人民代表大会第4回会議での審議に提出した。同案は経済・貿易成長方針を次のように示している。

利益共有型の開放戦略を実施し、対外開放の基本国策を堅持する。より大きな範囲、より広い分野、より高いレベルで国際的な経済・技術協力と競争に参加し、より良い形で国内の発展と改革を促進し、国家経済の安全を適切に保護する。

貿易成長モデルの転換を加速し、数量的増加から質的向上への転換を促し、2010年までに貨物貿易とサービス貿易の輸出入総額を、それぞれ2兆3千万ドルと4千億ドルにする。外資利用の質を高め、外資利用を通して重点的に海外の先進技術、管理ノウハウ、高級人材の導入を図る。国際的な経済協力を積極的に展開し、周辺国など他国との経済・技術協力を積極的に発展させ、利益共有を実現する。

「人民網日本語版」2006年3月7日


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