新五カ年期の中国のイメージを描くための9つの目標

新しい発想をもって、新たにスタートを切り、新しい未来図に向かってすすむ。第11次五カ年計画要綱は現在開催中の全国人民代表大会と全国政治協商会議の代表および委員たちの会場内外での最もホットな話題となっている。計画は人々の生活と密接なかかわりがあり、人々の意見を具体化したものであり、人間本位のものであり、人々を興奮させているさまざまな新しい目標、キーワードは代表および委員たちに向こう五年間の展望をさらに具体化させ、科学的発展観についての理解をさらに深化させている。

目標一、マクロ経済の平穏な運行

国内生産総額(GDP)は年平均7.5%伸び、一人当たりのGDPを2000年のそれの2倍増

目標二、産業構造最適化のグレードアップ

自主的革新能力を増強し、研究と試験のために支出される開発費はGDPの2%まで増加

目標三、資源利用率を著しく向上

エネルギー消費原単位を約20%ほど減らし、単位工業増加額の用水量を30%低減

目標四、都市と農村の地域間のバランスの取れた発展趨勢

社会主義の新農村の建設は著しい成果を上げ、都市化率を47%に

目標五、基本的な公共サービスを著しく強化

国民の教育を受ける年限を平均9年間とし、農村の新型合作医療保障システムが80%以上の地域をカバーする。

目標六、持続可能な発展力の増強

全国の人口総数を13.6億人に抑え、耕地面積は1.2億㌶保有し、主要汚染物の排出総量を10%減少

目標七、市場経済体制が比較的に完備

行政管理、国有企業、財政・税収、金融、科学技術、教育、文化、医療・衛生などの分野の改革と制度整備においてブレークスルーを目指す

目標八、人々の生活水準が引き続き向上

都市部住民の一人当たり可処分所得と農村住民の一人当たり純収入の年平均伸び率はともに5%保つ。

目標九、民主法制と精神文明の整備の進展

法制の整備を全面的に推進し、中国の特色のある社会主義法律システムを形成させ、思想モラル面の建設をさらに強化し、調和の取れた社会を構築する面で進歩を遂げる 

「チャイナネット」 2006/03/10


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