全人代会議と政治協商会議に参加している代表や委員たちは、台湾当局の指導者陳水扁氏の"台湾独立"についての言動を非難している。
政協委員である陳正統氏は、その発言で、「平和、安定と発展を求めることは台湾の主流的民意であり、いま、台湾経済は衰退の一途をたどっているのに、陳水扁氏はこの主流的民意に背き、自己の利益のために族群間の対立を作り出し、社会を不安定にしているが、これは台湾同胞にとっては非常に無責任なことだ」としている。
全人代の何大欣代表は、「陳水扁氏は"台湾独立"の言論を絶えず鼓吹し、大陸側に再度挑発し、海峡両岸関係の緊張状態を作り出している。陳水扁氏はその手管や名目などを絶えず変えているが、その"台湾独立"実現という下心を覆い隠すことはできない」と指摘した。
また多くの全人代代表と政協委員も、「陳水扁氏の"台湾独立"の分裂活動は必ず失敗に終わり、これは歴史と必然的な現実である」としている。
「CRI」より 2006年3月10日
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