北京で開かれている中国全国政治協商会議年次会議は10日、全体会議を行った。会議で、政協委員たちは、海外青年ボランティア活動を一段と展開し、中国と外国との友好協力を促進させていくことを提案した。
徐楓委員は発言の中で「海外ボランティア活動を展開することは中国人民と世界人民との間、及び、中国文化と世界多民族の文化との間に意思疎通と交流の架け橋を掛け、民間友好を深めることができ、国家関係の発展に役割を果すことができる」と述べた。
2005年、海外ボランティア活動が中国国家対外援助活動に組み入れらてから、中国はすでに、100人近くの青年ボランティアを東南アジアやアフリカの一部の国に派遣した。この中には津波の被害を受けたタイの被害地に派遣したケースもある。現在、中国のボランティア活動には、中国語教育、農業科学技術、漢方医学治療などが含まれている。
「CRI」より 2006年3月10日
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