中国最高人民検察院の賈春旺検察長は11日、北京で、「去年、中国の検察機関は、汚職、収賄など犯罪容疑のある公務員4万人余りを摘発し、政治の清廉建設と反腐敗事業を大きく進めた」と述べた。
賈検察長は、全国人民代表大会年次会議で最高人民検察院の活動報告を提出し、「ここ数年、中国の一部業界では、職権を利用した犯罪が依然として多発しており、それらの犯罪にかかわる資金もますます増え、犯罪の手段はだんだん手が込んできている」と紹介した。
また、「今年、中国の検察機関は、市場経済の秩序を破壊する不法行為の取り締まりを強化し、ビジネス活動での賄賂、汚職など職権を利用する犯罪に対する調査に引き続き力を入れる」と表明した。
「CRI」より2006/03/12
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