吉林省中部で2003年に発見された恐竜の化石が、鳥脚類の新種の恐竜であることがわかった。関係者が研究で確認した。化石は長さ1メートルで、頭骨の長さは11.5センチ。眼窩(がんか)の幅は頭骨の長さの約3分の1。吉林省・松遼盆地の白亜紀地層から原始的な鳥脚類恐竜の化石が出土したのは初めてとされる。吉林大学博物館の研究員らは、出土地点とサンプル保存場所にちなみ、この恐竜を「長春竜」と名づけた。
「人民網日本語版」2006年4月12日