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実り豊かな成果を収めた第一回世界仏教フォーラム

4月16日、第一回世界仏教フォーラムが会場の浙江省舟山市普陀山の名所のひとつ―「南海観音」で閉幕した。盛大な閉幕式の後、中国仏教協会、中華宗教文化交流協会が共同で新聞発表会を催した。

 

中華宗教文化交流協会の斉暁飛副会長、中国仏教協会副会長の高僧明生がこれに出席した。斉暁飛副会長は「第一回世界仏教フォーラムは実り豊かな成果を収めた。一、フォーラムの開催期間は短いものであったが、一日半の発言の時間に、杭州会場で世界各地からの80余人の高僧、学者がスピーチをおこなった。もし最終日の公開討論の発言を含めれば、発言した人の数は100人を超えることになった。これは、今度のフォーラムの公開性、公正性、多様性と国際性を具現したものである。二、第一回世界仏教フォーラムのために、論文集3冊と専門著作1冊が出版された。いわゆる「論とともに理もある」ことになった訳である。これにより、われわれは同フォーラムの当初の主旨、つまり、『世界各地の仏教徒および仏教に関心を寄せている人たちのために交流のプラットフォーラムを構築する』という目標は達成されたと言える」と語った。

 

斉暁飛副会長によると、第一回世界仏教フォーラムの期間、世界各地からの来賓たちは民族、人種、宗派を問わず、互いに尊敬し合い、まさに親しみのある仲間のよい家庭のようなものとなった。これは第一回世界仏教フォーラムのテーマ、「調和のとれた世界は、心から始まる」という主旨に合致するものでもある。

 今回のフォーラムの開催の成功のために、ホスト側の浙江省は大量の人力、物資、資金を投下した。記者は取材の中で、ホスト側の浙江省の行き届いたもてなしに対し、満足の意を示し、感謝の意を表す人を大勢見かけた。

新聞発表会の後の記者会見で、中華宗教文化交流協会の斉暁飛副会長、中国仏教協会副会長の高僧明生は世界仏教フォーラムの展望、仏教経典の整理、仏教文物の保護などについて、記者たちの質問に答えた。

「チャイナネット」2006/04/17

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