中国証券監督管理委員会(証監会と略)は17日、『新規株式公開管理方法』(以下『方法』と略)を公布し、同『方法』は同日施行された。
これは、新規株式公開(IPO)の再開を意味している。中国証券監督管理委員会はまた、国務院の認可を経て、2000年3月16日に施行された『中国証券監督管理委員会株式公開審査基準』を同時に廃止すると発表した。
新規株式公開の再開は株式市場に影響を及ぼす可能性があるため、『方法』の公布は広い関心を集めている。中国証券監督管理委員会筋によると、同『方法』の施行は『証券法』及び『会社法』の関連規定に基づいて決められたもので、新規株式公開の規範化、投資家の合法的権益と公共利益の保護が目的。
『方法』は6章70条からなり、新規株式公開企業の公開条件、公開手続き、情報開示、監督管理、罰則などについて詳しく規定している。
公開条件が厳格化され、さらに明確化されたことが『方法』の特徴のひとつである。『方法』ではまた、仲介機構の義務、情報開示についてより厳しいものとなり、違反行為への罰則も重くなっている。
「チャイナネット」2006年5月19日