青海省と西蔵(チベット)自治区を結ぶ青蔵鉄道は、7月1日に旅客車両の試運転がスタートする。プロジェクトを担当する青蔵鉄路公司が明らかにした。
試運転に使われる客車は、同鉄道向けの特別設計品で、環境保護と省エネルギーへの配慮がされている。設計最高時速は160キロ。トイレ用に真空保持式の汚物処理装置が設置されたほか、車両下部にも汚水処理装置が設置されている。客車の洗面台には温冷水兼用の蛇口、トイレには節水型蛇口を採用した。
「人民網日本語版」2006年5月30日