中国証券監督管理委員会が先月31日発表した最新の統計データによると、今年4月、大陸部株式市場の取引額は前月比79%増加の7157億8500万元に達した。相場回復の兆しを受けて、株式取引口座数も前月より約33万口増加し、取引額、口座数ともに過去最高を更新した。北京の日刊紙「京華時報」が伝えた。
7157億8500万元の取引額は、2005年8月の最高記録4641億2700万元を大きく上回った。4月の市場での資金調達額は55億4700万元に上る。香港市場(H株)に新規上場した3社は計6億200万ドルを調達、同市場で株式を追加発行した1社は8900万ドルを調達した。こうした動きに呼応するかのように、大陸部では株式取引口座の開設数も増えている。4月の口座数は前月を32万6300口上回り、上海、深センの両証券取引所を合わせると7414万6300口に達した。
このほか、証券取引に伴う印紙税収入が、初めて20億元の大台を突破して23億400万元に達した。
「人民網日本語版」2006年6月1日