中国共産党中央総書記、国家主席、中央軍事委員会主席の胡錦濤氏は6月4日、弔電を送り、空軍輸送機墜落事故の犠牲者全員に対して哀悼の意を表すとともに、遺族たちに慰問の意を表した。
胡錦濤主席は弔電の中で、殉職した乗員たちは困難を恐れず、職務を忠実に履行し、党と人民に与えられた神聖な使命を遂行し、中国の国防と軍隊の近代化建設に大きく貢献した。彼らの英雄としての名前と功績は、祖国と人民は永遠に忘れることはないと語った。
伝えられるところによると、3日午後安徽省で、乗員40人を乗せた中国軍の輸送機が任務遂行中に墜落し、乗員全員が死亡した。事故発生後、胡錦濤主席は関係部門に、ただちに関係責任者を現場に派遣し、事故原因を究明し、適切な善後措置をとるよう重要な指示を出した。
事故発生後、中国共産党中央政治局委員、中央軍事委員会副主席の郭伯雄氏は指導グループをを率いて現場に駆けつけ、事故原因の調査と事故処理の指揮に当ることになった。現在、軍隊と地方の関係部門が協力し合って、事故の処理を行っている。
「チャイナネット」2006年6月5日