浙江省衢州市巨化第2中学に通う13歳の少女・尹楽さんは、2歳の時に左の腎臓をがんで失い、12歳の時に尿毒症にかかり、右の腎臓の機能をほとんど失った。尹さんの腎機能は、普通の子供のわずか100分の1。現在は米バクスター社から提供された、重さ2キロの自己携帯用の透析装置を身につけている。その楽観的で粘り強い姿と、人の心を打たずにはいられない経験がバクスター社の目に止まり、尹さんは同社の「2005年度世界時の人」に選ばれ、尹さんの写真が同社発行の冊子の表紙を飾った。
写真(1):米バクスター社の代表(右)から、自分の写真が表紙を飾るバクスター社の「2005年バクスター世界年次報告」を贈られる尹楽さん
写真(2):教室で授業に臨む尹楽さん
「人民網日本語版」2006年6月5日