「輸出商品技術サービスセンター」の指定を受けた北京最初の9機関が6日、輸出に関する技術サービス業務を開始した。輸出相手先が設定する最新の技術基準の追跡や分析を行い、国内の輸出企業が技術的な貿易障壁をクリアできるよう支援するほか、国際貿易に関する規則設定について政府に提言する。
調査によると、輸出相手先による技術基準の設定で、中国の3分の2の輸出企業、3分の1以上の輸出製品が影響を受け、年間200億ドルの損失をもたらしている。商務部は今後5年で輸出商品技術サービスセンターを100カ所設け、輸出製品の50%以上、輸出市場の80%に対する技術サービスを提供する計画だ。センターに対する定期的な審査も行い、業績が悪ければ資格を取り消す。
「人民網日本語版」2006年6月7日