西蔵(チベット)自治区拉薩(ラサ)市の楚布寺で7日、年に1度の仏式「展仏」が行われた。「展仏」は、チベット仏教の寺院で、巨大な仏画「タンカ」に描かれた仏の姿を展示する宗教儀式。この日同寺では、刺繍で描かれた釈迦像のタンカを太陽にさらし、僧侶と信徒が参詣した。各地から訪れた信徒は、願をかけたり罪を懺悔し、生きとし生けるものの平安や世の安定を祈った。
写真:「展仏」に参加するラマ僧
「人民網日本語版」 2006年6月8日