商務部がまとめた最新の統計によると、今年1~5月には技術導入契約が4630件に上り、契約額は前年同期を57.2%上回る111億ドルに達した。うち技術費は59億8千万ドルで、契約額全体の53.9%を占めた。
契約タイプ別の契約額をみると、トップは技術導入を含む合弁・共同生産事業で、契約額は前年同期の16倍に当たる36億3千万ドルに達し、契約額全体の32.7%を占めた。2位は技術ライセンス契約の28億ドル(全体の25.2%)、3位はプラント・基幹設備輸入契約の20億ドル(18%)だった。
技術の導入元をみると、トップは欧州連合(EU)で契約額は46億7千万ドル(前年同期比38.3%増)に上り、契約額全体の42.1%を占めた。2位は日本の31億1千万ドル(全体の28%)、3位は米国の14億5千万ドル(13.1%)。
国有企業の契約額は前年同期の約2倍に当たる58億3千万ドルに上り、契約額全体の52.5%を占めた。外資系企業は46億8千万ドルで全体の42.2%だった。国有企業の技術導入の契約額は、昨年初めて外資系企業を抜き、その後も引き続き急速に増加している。
「人民網日本語版」2006年6月9日