成都市の金沙遺跡で10日から始まった発掘調査で、商時代(前1600年~前1046年)のものと見られる打楽器「石磬」(せっけい)が見つかった。これまでに見つかった商の「石磬」としては最大という。このほか、象牙を肩に担いでひざまずく人物が描かれた玉器、鳥の頭と魚の体を持つ動物の模様がほどこされた金帯など、130点の貴重な文化財が出土している。
写真(1):金沙遺跡の発掘現場。
写真(2):金沙遺跡から出土した商代の石磬。右のものは長さ1.1メートルあり、中国で発見された石磬の中では最大。
「人民網日本語版」2006年6月12日