中国共産党中央委員会、国務院弁公庁はこのほど「高技能人材をめぐる活動の強化する関する意見」を発表した。両部門からの委託を受け、新華社が11日に全文を伝えた。
「意見」は、次の事業の重要性を強調している。
高技能人材の育成システムを完備し、育成を強化していく
各分野の協力を得て、高技能人材の育成を展開する。
企業・業界が主体となり、高技能人材育成のための多様なルートを開拓する。
高技能人材の育成で、教育機関と企業の協力制度を確立する。
社会人の技能訓練への参加をサポート、奨励する。
高技能人材の育成拠点の整備に力を入れる。
「意見」はまた、次の内容を提案している。
能力と業績をもとに高技能人材を査定、選抜する制度と、技術交流のシステムを確立、完備する。
高技能人材のポスト就任と報奨のシステムを確立し、革新・創造への積極性を呼び起こす。
高技能人材の合理的流動と社会保障体制を完備し、人材配置と社会保障の水準を上げる。
「意見」はさらに、次の点を求めている。
資金投入を強化する。政府・企業・社会など多くのルートから集めた資金を、高技能人材向けに投ずるシステムを作る。
高技能人才に関わる基礎的作業をしっかりとする。
指導を強め、高技能人材の成長にふさわしい雰囲気を作り出す。
「人民網日本語版」2006年6月12日