時間 1987年10月25日〜11月1日
場所 北京
代表総数 正式代表1936人、特別招請代表61人
当時の党員総数 4600万人
大会の主要な内容 大会は、社会主義の初級段階に関する理論と社会主義の初級段階における党の基本路線を系統的に論述し、つぎのように指摘している。中国の社会主義社会はまだ初級段階にある状況を正しく認識すること、これは中国の特色をもつ社会主義を建設するうえで最も重要な問題であり、正しい路線と政策を決定、実行するうえでの根本的なよりどころである。社会主義の初級段階において、中国の特色をもつ社会主義を建設するという党の基本路線はつぎのとおりである。つまり、全国各民族人民を指導し、結集して、経済建設を中心としながら、四つの基本原則(社会主義の道の堅持、人民民主主義独裁の堅持、中国共産党の指導の堅持、マルクス・レーニン主義と毛沢東思想の堅持)を堅持し、改革と開放を堅持し、自力更生、刻苦創業につとめて、中国を富強・民主・文明の現代化した社会主義国に築き上げるために奮闘することである。大会は、経済発展について三段階の戦略的配置をさだめている。つまり、第1段階では、国民総生産額を1980年の2倍に増やして、人民の衣食の問題(生活の最低限を保障する)を解決する。第2段階では、今世紀末までに国民総生産額をさらに2倍に増やして、人民の生活を少しゆとりのある水準に引き上げる。第3段階では、来世紀の中ごろまでに一人あたりの国民総生産額を中進国の水準に引き上げて、人民の生活をわりあい豊かにし、現代化を基本的に達成する。大会の中心任務は、改革を速め、深めることにあった。経済体制の改革については、企業の経営メカニズムの転換を中心ポイントとして計画、投資、物資、財政、金融、対外貿易など各体制の関連ある改革を段階的におこない、計画的商品経済という新しい体制の基本的なワク組を次第につくりあげていくことが大会の提起した任務の内容であった。
大会は、中央委員175名、中央委員候補110名からなる新しい中央委員会、200名の委員からなる中央顧問委員会、69名の委員からなる中央規律検査委員会を選出した。13期1中総では、趙紫陽、李鵬、喬石、胡啓立、姚依林を中央政治局常務委員会委員、趙紫陽を中央委員会総書記に選出した。鄧小平を中央軍事委員会の主席にすることを決定した。陳雲を中央顧問委員会の主任、喬石を中央規律検査委員会の書記とすることを承認した。
「チャイナネット」 資料
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