日本の「草の根」資金の中国国際民間組織合作促進会に対する小口貸付無償援助プロジェクトの調印式が、2月7日午後北京で行われた。
これまで日本は中国に対して累計23億円の「草の根」無償資金援助を提供し、330余りのプロジェクトを実施した。最近調印されたプロジェクトは、内蒙古自治区赤峰市の国家クラス貧困県である、アウハン旗の1,100世帯余りの農民、牧畜民に対する貧困扶助プロジェクトであり、援助金額は1680万円余りで、小口貸付の形で実施される。
小口貸付は国際的によく利用されている貧困扶助のやり方で、90年代に中国の農村に導入されて広められ、これまで累計100億元以上の資金が投下され、3000万人ほどがこれに恩恵を受けている。
ちなみに、このプロジェクトの実施を担当する中国国際民間組織合作促進会は、対外貿易経済合作部の認可した、中外民間組織間の交流・協力の促進を旨とする社会団体である。
「チャイナネット」 2002年2月10日