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温総理、中国は「新植民主義」と無縁

温家宝総理は18日、エジプト公式訪問の終了を前に、カイロで記者会見を開いた。記者会見にはエジプトの主要メディア、海外メディア、中国メディアから約100人の記者が出席し、質疑応答が行われた。

ロシア・イタルタス通信:中国とエジプトは今回、エネルギー協力、特に中国がエジプトからエネルギー供給を受ける問題について、話し合ったか。

温総理:中国とエジプトの協力は全面的なものだ。エネルギーはエジプト経済の重要な支柱であり、われわれは平等互恵を基礎とするエジプトとのエネルギー協力を展開したい。

中国国際広播電台(中国国際放送):今回のアフリカ訪問は非常に注目されている。中には、中国がアフリカ諸国との関係発展を図るのは石油のためであり、アフリカのエネルギー資源をさらい取るためだとする見方があり、中国は「新植民主義」を行おうとしているのだと述べている。これをどう考えるか。

温総理:「新植民主義」という濡れ衣は、中国には絶対に着せられない。1840年のアヘン戦争に始まり、中国は110年にわたり植民主義による侵略を受けてきた。中華民族は、植民主義が人民にもたらす痛みを知っており、植民主義と闘わなければならないことを熟知している。われわれが長年にわたり、アフリカの民族解放や振興を支持しているのも、これが重要な一因だ。

ここにおいて強調したいのは、アフリカの人々も中国に貴重な支持を与えてくれたことだ。われわれに言わせれば、アフリカの人々は中国に徳(恩)をもって対してくれた。中国の先人は「人の我に徳有るは、忘るべからず。吾の人に徳有るは、忘れざるべからず」(人からの恩を忘れてはならず、人に恩を着せてはならない)と言っている。

周知の通り、中国はアフリカの数カ国と石油貿易を行っているが、こうした協力は開かれた、透明なものであり、正常で相互に利益がある。昨年、中国がアフリカから輸入した石油は、ある大国の3分の1にも満たない。

中国は自らが困難な時にも、アフリカの人々によるタンザニア・ザンビア鉄道といったプロジェクトを支援した。中国の経済が発展した今、なおのこと古い友人を忘れてはならない。中国には「馬の力は長く走れば分かる。人の心は長く付き合えば分かる」ということわざがある。これを歴史に証明してもらおう。

「人民網日本語版」2006年6月19日

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