西蔵(チベット)北部、唐古拉(タングラ)山脈と念青唐古拉(ニェンチェンタングラ)山脈、岡底斯(カイラス)山脈に挟まれた地に「無人の地」と呼ばれる場所がある。面積40万平方キロメートルのこの地は、西蔵で最も重要な放牧地の一つだ。飼われている牛や羊のほかにも、様々な野生動物が見られる。「無人の地」には今、活力がみなぎっている。青蔵鉄道がここを横切る際には、乗客は車窓から美しい草原の風景を眺め、また降りて放牧地に立ち、珍しい風景を楽しむこともできる。
「無人の地」を駆ける国家一級保護野生動物、チベットノロバ
蔵北草原の山間で歌と踊りを楽しむ牧畜民
現地住民の住む家
「人民網日本語版」2006年6月22日