青海省と西蔵(チベット)自治区とを結ぶ青蔵鉄道で7月1日、全線での試験運行がスタートする。同鉄道は可可西里(ココシリ)、羌塘などの国家級自然保護区を通る。沿線に暮らすチベットカモシカ(チベットアンテロープ)などの希少野生動物の生活や移動、繁殖活動を妨げないよう、沿線には33カ所にわたり野生動物用の「通路」が設けられている。
写真(1):安多-唐古拉区間の草原をゆくチベットノロバ
写真(2):動物用「通路」付近での徐行を呼びかける、国道沿いの看板
「人民網日本語版」2006年6月28日