遼寧省の紅沿河第1原子力発電所1・2号機の原子炉建屋掘り下げ工事が、28日午後3時38分に始まった。これで同発電所は主体工事の着工準備段階に入る。中国広東核電集団が同日、明らかにした。同原発は「第11次五カ年計画」(2006~2010年)に入ってから、国が初めて認可した原発建設プロジェクト。
中国東北部に原発が建設されるのは、遼寧紅沿河原子力発電所が初となる。第1発電所には100万キロワット級の原子力発電ユニットが6機建設されることになっている。1号機の主体工事は2007年9月15日に着工し、2012年に完成、稼動する計画。年間発電能力は300億キロワット時。
「人民網日本語版」2006年6月29日