西蔵(チベット)自治区に初めて乗り入れる旅客列車「青1号」が1日午前9時、青海省の格爾木(ゴルムド)駅を出発し、拉薩(ラサ)へ向かう。これにより、青蔵鉄道の全線が開通することになる。同列車の乗車券もすでに発売された。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
格爾木駅では、乗客の身体、財産の安全確保のため、旅客1人1人に黄色いカード「乗車時の注意」を配布した。カードには「青蔵鉄道の格爾木発、拉薩行きの最初の列車『青1号』にまもなくご乗車いただきます」「青蔵鉄道の旅客鉄道へのご乗車ありがとうございます。よいご旅行を」といった歓迎の言葉も書かれている。カードによると、乗客らは1日朝、指定の待合場所に集合することになっており、係員が乗客たちをまとめて列車に案内する。
「人民網日本語版」2006年7月1日