大学など高等教育機関の新卒者2016人が4日、北京郊外の区や県の1853カ村に赴任した。各村で共産党支部書記補佐や村民委員会の主任補佐を担当する。北京では初めての取り組みで、卒業生たちはこれから3年間、農村の末端行政に携わる。
北京市は今後、3年間かけて高等教育機関の新卒者あわせて8千人を農村の幹部として派遣する計画で、各村に高等教育を受けた人材を2人以上いきわたらせることを目標としている。今年は、修士課程卒77人、大卒1313人のほか、大学専科卒(短大卒に相当)も含む計2016人を選抜して任用した。
「人民網日本語版」2006年7月5日