中国衛生部の毛群安・スポークスマンは7月10日、「現在、中国では42%の農業人口が農村合作医療に参加している」ということを明らかにした。
農村合作医療というのは、中国の農村部で行われている、農民の自己意思によって参加する医療保障制度である。それは、農民が総額の20%を出資し、中央政府と地方政府がそのほかの80%を出資する医療基金システムを築き上げ、合作医療に参加した農民たちは医療基金によって一部の医療費用を清算することができる。この制度は2003年から次第に推し進められており、2008年までに全国の農村地区をカバーすることになっている。
「CRI」より 2006年7月10日