青海省都蘭の古墳から大量のシルク製品が出土したのをきっかけに、古代シルクロードが長安(現在の西安市)から甘粛省河西回廊を通り、新疆から中央アジアに抜けるルート(北ルート)のほかに、青海省からも第2のシルクロード(南ルート)が存在することが分かり、国内外の学者や研究機関から注目を集めていた。
中国の青海省考古研究所と日本の奈良シルクロード学研究センターが結成した調査チームが、このほど3年にわたる調査を終了し、調査結果をまとめた報告書を作成している。報告書は今年後半にも発表される予定。
「人民網日本語版」2002年2月21日