中国商務部はこのほど、「国内貿易の発展に関する第11次五カ年（2006年～2010年）計画」を正式に発表した。今回の計画は、 「国民経済と社会発展に関する第11次五カ年計画綱要」の精神を着実に実現し、中国国内貿易の発展を促進するとともに、国家の統一的な指導の下で、国内貿易の発展を現状と結びつけるというもの。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

同計画は、中国国内貿易の直面する新情勢に対する全面的な分析をふまえ、また科学発展観および経済・社会の発展の要求に基づいて、今後5年間の国内貿易発展の指導方針と目標を明確にし、全体的な構想と戦略のポイントを挙げ、主要な任務と政策を決定している。

同計画は、「国民経済と社会発展に関する第11次五カ年計画綱要」の重要な構成部分であり、今回初めて国家クラスの特別計画とされた。同計画の公布と実施により、国民経済の持続的でバランスの取れた発展が促進され、日に日に高まる都市・農村住民の消費需要を満たし、より良い市場環境を作り出すことができる。国内貿易の新たな発展に向けて、重要な意味を持っているといえる。

「人民網日本語版」2006年8月3日