青蔵鉄道は全線開通から14日で45日目を迎える。これまでに西蔵(チベット)自治区へ輸送した旅客はのべ20万人、貨物は2万4300トンに上った。同自治区と青海省の経済・社会の発展に対するけん引作用が現れはじめている。
旅客については、鉄道開通後、北京、成都(重慶)、西寧(蘭州)の各駅発拉薩(ラサ)行き列車が運行を開始。これまでに旅客のべ20万人を西蔵に運び、乗車率は100%。沿線の青海省・西蔵自治区の観光業の発展を一層促進した。
貨物については、現在の西蔵への主な輸送物資は、穀物、生活用品、石炭、建築用材など。西蔵からの主な輸送物資は、クロム鉱石、ホウ素鉱石、鉄鉱石などで、今年の輸送量は累計約30万トンの見込み。主な輸送先は成都、鄭州、北京、蘭州などの各鉄道局。
「人民網日本語版」2006年8月15日